人工知能に関する断創録

人工知能、認知科学、心理学、ロボティクス、生物学などに興味を持っています。このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています。最近は、機械学習、Deep Learning、Kerasに関する記事が多いです。



脳科学

脳とクオリア

脳とクオリア―なぜ脳に心が生まれるのか作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 1997/04/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (36件) を見る読んだと思ってたけど読んでなかった。1997年なので茂木さんの…

受動意識仮説

脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説作者: 前野隆司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 34人 クリック: 2,632回この商品を含むブログ (59件) を見るこの本の概略は最後のエピローグがよく表しているので引…

ヌメンタ(Numenta)

考える脳 考えるコンピューター(2005/4/11)の続き。ASCII 5月号*1にジェフ・ホーキンス氏の記事『ジェフ・ホーキンスが脳を作る』が載っていた。ヌメンタと名付けられたプロジェクトが紹介されている。どんなものか興味があったのでわくわくしながら読み始…

記憶の編集力

ひらめき脳 (新潮新書)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/04/15メディア: 新書購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (112件) を見る 人間の脳というのは、つくづく不思議な存在です。正確な記憶を持つということと、新しい意味…

プロセス・アイ

プロセス・アイ作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (26件) を見る茂木さんの書いたクオリアや意識に関する小説を読んだ。意識を生み出す新理論『プロセス・アイ』を軸にいろんな…

脳を見学してきた

脳!内なる不思議の世界へ(2006/03/16)の続き。今日行ってきた。土曜だから混んでるかなーと思ってたけどがらがらでじっくり見学できた。入るといろんな動物の脳みその標本がずらーっと並んでいてぎょっとする。しわを見てたら本当に気持ち悪くなってきた…

脳!内なる不思議の世界へ

今週の土曜日から日本科学未来館で脳!内なる不思議の世界へ(リンク切れ)という展覧会がある。いろいろ面白そうな企画があるけど一番見たいのは強化学習を使った起き上がり学習ロボット。これ前に強化学習やってたときに 階層型強化学習を用いた実ロボット…

Mind Hacks

Mind Hacks ―実験で知る脳と心のシステム作者: Tom Stafford,Matt Webb,夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2005/12/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 195回この商品を含むブログ (200件) を見る異色のハックシリーズ…

偶有性

「脳」整理法 (ちくま新書)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/09/05メディア: 新書購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (147件) を見る久しぶりに面白い本を読んだ。本を読むときに(自分にとって)面白い・新しいことが書い…

サイボーグ技術が人類を変える

この番組では筋電義手、人工眼、パワードスーツ、人工内耳、脳神経インタフェースなどが紹介されていた。脳科学の進歩はものすごいな・・・前にヒューマンインタフェースの授業で脳と接続して思っただけで動くインタフェースが最高だと話したら鼻で笑われた…

火星の人類学者

火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF)作者: オリヴァーサックス,Oliver Sacks,吉田利子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/04メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 129回この商品を含むブログ (95件) を見るって本を読んだ。さま…

爬虫類脳

今日は野暮用で国立科学博物館に行ってきた。小さいときに一回行ったきりだったのですごく久しぶりだった。新館を一通り回ってきた。ジュラシック・コード〜人類700万年・封印された脳内恐竜の謎〜(2005/06/26)で 1つ根本的な疑問。恐竜(古い爬虫類の例と…

知識発達ロボティクス

FIT2005に行ってきた。「脳科学と情報科学はどう融合していくのか」というイベント企画を聴いていたのだけどとても興味深かった。やはり強化学習をやっていたので浅田さん(阪大)の「知識発達ロボティクスによる心と脳の理解に向けて」が一番面白かった。従…

創造の源泉

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)作者: 池谷裕二,糸井重里出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/06メディア: 文庫購入: 36人 クリック: 434回この商品を含むブログ (329件) を見るという本を読んでいた。この本は脳の海馬(記憶を司る)を中心にして脳に関する…

ジュラシック・コード〜人類700万年・封印された脳内恐竜の謎〜

録画しておいた上の番組を見てた。人類の進化の歴史を脳の進化の歴史と絡めて説明していてとても楽しめた。ちょっと要点と思ったことをメモしとこう。 人間の脳は脳幹(爬虫類脳:本能・欲望)+大脳辺縁系(犬などの哺乳類脳:好き嫌い・記憶)+大脳新皮質…

2050年、人間は「不死身」に=脳の中身をPC保存

ライフログ(2005/5/11)に関係して面白い記事(リンク切れ)があった。 2050年、テクノロジーの発達により、人間の脳の持つ全情報をコンピューターにダウンロードすることが可能になり、肉体は滅びても人間の意識は永遠に残る—。英国の著名な未来学者で…

ペンフィールドのホムンクルス

こんな感じ?ペンフィールドさんは患者の脳を直接つっついて身体のどこを触られているように感じるかを調べた人。「ここつっつくとどう感じますか?」とか聞きながら作ったらしい。脳をつっつくなんてすんごく痛そうだけど脳自体は痛みを感じないみたい。脳…

脳のなかの幽霊

脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)作者: V.S.ラマチャンドラン,サンドラブレイクスリー,V.S. Ramachandran,Sandra Blakeslee,山下篤子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1999/08メディア: 単行本購入: 16人 クリック: 299回この商品を含むブログ (142件) を見…

考える脳 考えるコンピューター

考える脳 考えるコンピューター(2005/4/11)のつづき。上の本を一通り読み終わった。個々のアイデアはどっかで聞いたことあるなというのが多かったが、それらを統合し記憶と予測で多くの知的な能力を説明しているのが面白い。たとえば想像力。 何かを想像す…

脳=記憶システム

考える脳 考えるコンピューター作者: ジェフ・ホーキンス,サンドラ・ブレイクスリー,伊藤文英出版社/メーカー: ランダムハウス講談社発売日: 2005/03/24メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 141回この商品を含むブログ (105件) を見るを読んでる。著者は「…

考える脳 考えるコンピューター

考える脳 考えるコンピューター作者: ジェフ・ホーキンス,サンドラ・ブレイクスリー,伊藤文英出版社/メーカー: ランダムハウス講談社発売日: 2005/03/24メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 141回この商品を含むブログ (105件) を見る新刊コーナーにあった…

アンドロイドの脳

書店でAIに関する本をあさりに行ってきた。1つめはこれ。アンドロイドの脳 人工知能ロボット"ルーシー"を誕生させるまでの簡単な20のステップ作者: スティーヴ・グランド出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2005/02/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: …

R.Pfeifer氏が早稲田に!

「神経の発生と可塑性 行動発現の基盤を探る」というシンポジウムが早稲田で開かれる。なんと、あの『知の創成』の著者 R. Pfeifer 氏や跳ね起きるロボット作った國吉氏の講演があるではないか!特に知の創成は、ブライテンビークル(2002/11/23)あたりに読…

脳に学んだ情報処理手法の開発に向けて

脳に学んだ情報処理手法の開発に向けて(リンク切れ)っていうシンポジウムを聞きに行った。セッション2の強化学習のところが一番よくわかって面白かった。他は・・・あんまり理解できなかった。なんかミクロ(神経細胞レベル)とマクロ(脳の器官モデル)、…

脳のはたらきのすべてがわかる本

脳のはたらきのすべてがわかる本作者: ジョン・J.レイティ,John J. Ratey,堀千恵子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見るを読んだ。英語のタイトルは、"A User's Guide to the…

ゲーム脳の恐怖

ゲーム脳の恐怖 (生活人新書)作者: 森昭雄出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2002/07/10メディア: 新書 クリック: 119回この商品を含むブログ (70件) を見るって本を読んだ。小さいころからゲームやりすぎる(一日一時間でも多すぎるらしい)とゲー…

脳のからくり

脳のからくり―わくわくドキドキする脳の話作者: 竹内薫,茂木健一郎出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2003/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見るっていう一般向けの脳の本を読んだ。この本の監修者の茂木健一郎さんは最近よく名前を目にする…

扁桃核

聞きかじりの知識では脳の扁桃核ってところが「好き嫌い」を司っているらしい。報酬の自動設定(強化学習の報酬は人間が設定するのが一般的だが、エージェントが自律的に設定するにはどうすればよいかっていう前に考えたこと)と似ているような気がする。大…

大脳基底核と強化学習

の関係について調べたのでざっとまとめておく。大脳基底核は昔から行動に関係しているということは分かっていたが、詳しい機能は分かっていなかったらしい(実際、1980年あたりの脳の本を読んでも謎と書いてあった)。しかし、最近の研究でドーパミンを報酬…

脳と強化学習

強化学習のサーベイを行っているが、人間の脳との関係というのを見逃していた。そこで、脳と強化学習をキーワードで調べてみたところ、いくつか参考になるのが見つかった。医学の歩みに「強化学習とその周辺」という特集が組まれている。どうやら大脳基底核…