人工知能に関する断創録

このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています(更新停止: 2019年12月31日)

2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

クロフォードのゲームデザイン論

クロフォードのゲームデザイン論(リンク切れ)ってのを読んでいたところゲームAIに関する面白い記述があった。 それぞれのゲームにあわせて簡易的な人工知能ルーチンを組むというテクニックが使われる。そういったルーチンは、人工知能と呼ぶにはあまりに原…

ことばでつながる人と機械 ─自然言語処理の挑戦─

自然言語処理の情報を集めたポータルサイト、「言語情報処理ポータル」で自然言語処理の未来像をわかりやすく解説したデモビデオが公開されてます。内容はうすいけど楽しめます。音声なしでさえまともな対話が実現できないのに音声という要素を持ち込んでし…

人間ものがたり

人間ものがたり―石器時代から現代までのわたしたちの歴史作者: ジェイムズ・C.デイヴィス,James C. Davis,布施由紀子出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2005/09メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (20件) を見るまたよい本を見つけ…

そして人類は沈黙する

SF

そして人類は沈黙する (角川文庫)作者: デヴィッドアンブローズ,David Ambrose,鎌田三平出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1998/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る人工知能が登場する話ということだったのでざっと…

Lin's Dynamic World

昔いつか実装しようと思ってそのままにしていた強化学習の面白いタスクがあった。それが L. Lin という人の提案したDynamic Worldだ。L. Lin: Self-Improving Reactive Agents Based On Reinforcement Learning, Planning and Teaching, Machine Learning, V…

偶有性

「脳」整理法 (ちくま新書)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/09/05メディア: 新書購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (147件) を見る久しぶりに面白い本を読んだ。本を読むときに(自分にとって)面白い・新しいことが書い…

エドガー@サイプラス

SF

君は現実と虚構を知覚する。私は唯一テキストだけを知覚する。 エドガー :) エドガー@サイプラス作者: アストロテラー,Astro Teller,前山佳朱彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/03メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る

とびらを開ける

今回はとびらです。作り方は宝箱とほとんど同じなので簡単に流します。rpg19.jar とびらイベント とびらはイベントファイルの中に書かれています。こんな感じです。 DOOR,7,10このマップの座標(7,10)にとびらをくっつけるという意味です。これだけ。宝箱より…

サウンドエンジン

WAVEの再生(2004/10/03)で紹介したAudioClipを使えばJavaで音を鳴らせます。しかし、 WAVEファイルの同時再生をしたり、連続再生をしたり、ほかのアプリケーションでBGMを鳴らしていたりすると音が鳴らない場合があります。これらの問題を解決するのがJava…

HAI:ヒューマンエージェントインタラクション

第49回人工知能セミナー(リンク切れ)に行った。HAIは以前強化学習で使えないか検討したことがあった。Human Agent Interaction(2003/12/28)。第一人者の山田誠二さんから話を聴けたのでよかった。HAIは人間とエージェント間でのインタラクション設計が目…

メタ学習:脳の汎用的な問題解決能力の基盤の理解にむけて

メタ学習:脳の汎用的な問題解決能力の基盤の理解にむけて(リンク切れ)という認知科学会の講演会が先週土曜日に産総研であった。AI学会のMLに流れてきたのが直前の金曜日で気づかず聴きに行けなかったのが残念だ。Miyazawa's Weblogさんの感想(リンク切れ…

今後10年の人工知能

今後10年の人工知能(リンク切れ)という人工知能学会のワークショップに行ってきた。大学とAI、産業とAI、未来社会とAI、わくわくするAIといった内容。面白そうな内容なのに参加者が異様に少なかった。いろいろ収穫もあり、ここで長々と感想を書いてもよ…