人工知能に関する断創録

このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています(更新停止: 2019年12月31日)

日記

changelogメモ

思いついたちょっとしたアイデアや考えたこと、読んだ本の内容、プログラミングのテクニック、ソフトウェアのインストール法など忘れそうで記録しておきたいことはいろいろある。今までは、紙というフリーソフトを使っていたがもっと面白い方法を見つけた。…

最近、面白いと思ったこと

最近、書きたいと思うことのネタが切れてきた。去年に比べて人工知能関係の本(ネタになりそうな本)を読まなくなってきたのが原因。最近、面白かったこと書きたいと思う。 JSP/サーブレット Javaは一番よく使う言語だけどサーバーサイドといわれるのはほと…

BRAIN班の研究紹介

新しく研究室に入ってくる3年生に研究紹介をした。なるべく多く発表練習したいから自分がやらせてもらったが、4年生に任せた方がよかったか・・・私はBRAIN班ってのに所属してる(BRAINはちょっと大袈裟だと思うけど)。研究分野は人工知能、強化学習、ニュ…

研究中間発表

研究テーマを決めるのは本当に難しいと実感した二日間だった。能力、実現可能性、期間、社会の要請、研究意義、面白さの間に解決し難いトレードオフが存在している。あと、だんだん発表になれて、頭が真っ白になって思考停止することはなくなってきた。よか…

思考と行動

思考だけして行動しないシステムより、行動だけして思考しないシステムの方がよほど知的だ。 R. Brooks 目から鱗が落ちた。

デザインパターン

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門作者: 結城浩出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2004/06/19メディア: 大型本購入: 51人 クリック: 762回この商品を含むブログ (399件) を見るを買った。この本はJavaを使って23個のデザイン…

突発性難聴、その後

研究とは何にも関係ない私事だけど突発性難聴(2003/1/16)にいきなり片耳が聞こえなくなったって書いた。あれから4ヶ月くらい服薬して治療を続けたけど結局直らなかった。もうそろそろ障害が固定してしまう時期がくる(普通は1ヶ月過ぎると回復しないが、半…

MPI (Message Passing Interface)

強化学習を並列化して学習を高速化させるというのを研究のテーマにしようと目論んでいる。並列計算にはMPIというライブラリを使う。というわけでMPIについて『MPI並列プログラミング』という本を読んでいる。MPI並列プログラミング作者: P.パチェコ,Peter S.…

UDがん研究プロジェクト

UDがん研究プロジェクト(2007年終了)とは新たな抗がん剤となる可能性のある分子を世界中のパソコンの余力を利用して探し出そうというプロジェクト。今日インストールして参加した。現在、世界中でUDに最も貢献しているのはあの2ch。というわけで自分もUD@T…

MFC

猫でもわかるWindowsプログラミングを読了した。猫でもわかるって本当かよ・・・という感じだったが、他の本に比べて分かりやすかった。Windows APIをもろに使うプログラミングの基礎(の基礎か?)は分かった。残りの話題はWebを見ながらやっていく。次はMF…

猫でもわかるWindowsプログラミング

猫でもわかるWindowsプログラミング 第2版 (Neko series)作者: 粂井康孝出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2004/09/29メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (27件) を見るを買った。猫でもわかるプログラミングというサイ…

突発性難聴

私事だけど。突然片耳だけ聞こえなくなってしまった。どうやら突発性難聴というらしい。もう5日も治療を続けているけど全くよくならない。片耳だけってのがせめてもの救いだ。ストレスが原因っていうけど・・・卒論か?このくそ忙しい時期になるなんて本当…

人間を幸せにしたモノ、不幸にしたモノ

読売新聞 2003年1月4日号のよみうり寸評に面白い記事が載っていた。読売新聞が3年前に「人間を幸せにしたモノ、不幸にしたモノ」と題し、アンケート調査を行った結果についてだった。この記事によると、幸せにしたモノの1位は抗生物質、2位はテレビジョン、3…

今年やりたいこと

.NET勉強したい!Windowsアプリケーション自由に作れるようになりたい! 認知科学勉強したい!一通り全部! 強化学習究めたい! ニューラルネットと遺伝的アルゴリズムもう一回勉強したい! ロボット関係も少し勉強したい! TOEICでも受けてみる! 今年の12…

はっきり言い切る姿勢

論文の書き方的な本で家にあった理科系の作文技術 (中公新書 (624))作者: 木下是雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1981/01メディア: 新書購入: 107人 クリック: 1,559回この商品を含むブログ (334件) を見るをざっと読んだ。これは有名な本「らしい」…

不可能と笑われた時は、実は研究がうまく進んでいるときだ

読売新聞2002年11月28日号に「ノーベル賞受賞者を囲む」というパネルディスカッションの概要が載っていた。プルシナーさんという人が言及した上の言葉が印象的だった。また、このディスカッションの記事で久しぶりに人工知能という言葉を見つけた。他に同氏…

ime.nu

最近、やけにアクセス数が多いと思っていた。カウンタ見ていても一日に100くらい増えている。何か変だと思って、アクセスログを見てみたらほとんどが http://ime.nu という変なURLからだった。少し調べてみたところ2ちゃんねるがリンク先であることがわかっ…

HTML

に関する本を買った。HTML & XHTML 第5版作者: Chuck Musciano,Bill Kennedy,原隆文出版社/メーカー: オライリー・ジャパン発売日: 2003/05/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 79回この商品を含むブログ (14件) を見る今さらという気もしないではないが…

アクセスログ解析

とかしてみた。特にGoogleとかで外部からどんな経路で来ている人がいるか気になったので調べてみた。というか、Googleでこのページがヒットするのかも怪しかったんだけど。調べてみて非常に驚いたのだが、適当にキーワードを入力すると検索結果の2ページ以内…

理工展

の公開授業を聴きに行った。白井先生の「言語科学と人工知能」という話。あまり目新しい話はなかったけど、WABOT-2(ラウンジに飾ってあるオルガンを弾くロボット)のデモビデオが見られたのは良かった。初めて動いているところを見た。会話もして、結構いい…

想像と創造

ぼくは先日真実とも思われぬ架空なことどもが頭にうかんできたと申しましたが、それは決して架空ではないのです。誰かが想像しうることはすべて他の人々が将来実現できることなのです。ジュール・ヴェルヌ「父への手紙」 ジュール・ヴェルヌの代表作『八十日…

MSDN-AAの説明会

を聞きに行った。Visual Studio .NETが無料で使えるなんてとてもいい。前にVisual C++でWin32 SDKをちょっとかじったが複雑すぎて挫折してしまった。相当本腰いれてやらないと習得できそうにない。最初にやった言語がJavaということもあり、C++よりはJavaの…

研究室の合宿

だった。ディベートというのをやった。あるテーマについて賛成派と反対派に分かれて論理を競って相手を言い負かせばよいみたい。説明を聞いていた感じでは論理の訓練みたいで、議論して結論を出すことが目的ではないらしい。自分の考えと違っていても賛成(…

卒業論文中間発表

だった。機械学習に関しての調査を続行することになった。機械学習というと、産総研にGAの見学に行った(2002/4/9)ときの筋電義手を思い出す。あれは、従来の「人間が機械に合わせていた」義手を「機械が人間に合わせる」ことを目標としたものだった。身近…

コンピュータが子供たちをダメにする

コンピュータが子供たちをダメにする作者: クリフォードストール,Clifford Stoll,倉骨彰出版社/メーカー: 草思社発売日: 2001/11メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見るという本を読んだ。題名が面白そうだったのでつい借りてし…

SETI@Home

SETI@Homeに参加してみた。昨日宇宙関係のテレビを見ていたら、SETI@Homeが紹介されていた。ゼミでも何回か出てきたし、前から興味あったので調べてみた。別にインターネットつなぎっぱなしじゃなくても、電源入れっぱなしじゃなくてもよさそうなので参加し…

R&D

人工知能学会誌を読んでいたら面白い記事があった。坂間: AIにかける橋, 人工知能学会誌, Vol.12, No.5, p.653 (1997) 「研究開発をR&Dと表現するが、これは全くの誤りである。R(Research)とD(Development)は、水と油のように性質が異なるものである。こ…

理想と現実

今日も論文分類をした。結構進んだ。分類が終わったら、各分野の概要をまとめる。読んでいて、よく出てくる話題や論文もまとめる。まとめるのは慣れていないから、かなり苦労しそうだが何とかなる(ならいいけど)。結構、時間をつぎ込んでいるのだが何とな…

アイデアについての2つの原理

アイデアは一つの新しい組み合わせである。 新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性を見つけ出す才能によって高められる。 J.W.Young

役に立つこと

以前、研究室に配属されたときの宴会で人工知能の研究がしたいと言ったら、先生に「脳を作ったら何の役に立つのか」という問いを受けたことがあった。その時は、「脳(のモデル)を作ることで、現実の脳がどうなっているのかを知る手がかりになる」という良…