突発性難聴、その後
研究とは何にも関係ない私事だけど突発性難聴(2003/1/16)にいきなり片耳が聞こえなくなったって書いた。あれから4ヶ月くらい服薬して治療を続けたけど結局直らなかった。もうそろそろ障害が固定してしまう時期がくる(普通は1ヶ月過ぎると回復しないが、半年後に直った例もあるという)。直る確率は30%ということだが運が悪かった。
医者によるとこの病気に罹っている人は結構多いという。ストレス、睡眠不足が続くと内耳の血管が急激に収縮し、聴覚神経が麻痺したり死んでしまうそうだ。健常者でも突然罹ることがあるらしく、油断してるとこれ見てる「あなた」も罹ってしまうことがあるかも。もし聞こえが悪くなったらすぐ病院行かないと手遅れになるそうですので気をつけてください。
最初は片耳だけでかなり違和感があったけど最近は全くない(脳の可塑性のおかげか?)。音は回折するおかげで360度どの方向からくる音も聞こえるが、聞こえない方から話かけられても何を言っているかよく聞き取れず少し不便。音が聞こえなくなったのはあまりショックでなかったが、音楽をヘッドホンで聞いても頭のてっぺんで聞こえる感じがなくなってしまったことはかなりショックだった(あの感じ好きだったのに)。あと長い間聞いてると耳の疲労感が強くなった。
ヘレンケラーは盲目、聾唖の3重苦だったそうだが自分は0.5重苦以下。こんなのどうってことない(とは言いながら愚痴ってる自分がいるが)。