人間の終焉
- 作者: ビル・マッキベン,山下篤子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/08/23
- メディア: 単行本
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って本を読んでた。GNR(遺伝子工学、ナノテクノロジー、ロボット工学)が収束したのち人間はどうなるかが論じられている。著者の主張は副題にもあるように「テクノロジーはもう十分だ!」ってことみたいだ。
読む前は「んなわけない!」と即座に思った。テクノロジーが十分なんてのは、たとえば産業革命の時点でも言えたからだ。産業革命の時代に比べたら今の方がずっとよいと思う。同じように未来人からすれば現代はまだまだ遅れた状態かもしれない。
第2章でロボットについて言及されている。コンピュータやロボットがこのまま世界の自動化を推し進めて行ったとき果たして人間はどうなるのか?
こんなの論じ尽くされているのかもしれないけど私には新鮮な視点だったので楽しめた。
関連リンク
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