Strong AIが開く素晴らしき新世界
面白い記事がありました。カーツワイル氏がまたすごいことを言ってます。
記者:あなたが考える未来は、基本的には「Strong AI(強い人工知能)」を前提にしているようです。Strong AIとは、人工知能が意識を持ち、いずれは人間を超える知性を獲得するという考え方ですが、AIの研究者たちは顔認識のような具体的で現実的な応用の実現をあきらめてしまったようです。
カーツワイル氏:今は「Narrow AI(狭義のAI)」の時代です。これはStrong AIとは異なります。今はまだ、人間の知能のすべてをAIで実現することはできませんが、以前なら人間の知能を必要としたような役割をAIが果たしていることは確かです。
(中略)
2020年代になれば、Strong AIを実現するためのハードウェアとソフトウェアが揃うでしょう。今はまだ、その十億分の一程度しか実現されていません。
顔認識はけっこう研究されていると思うが・・・まあそれは置いておこう。
カーツワイル氏の考えは、スピリチュアル・マシーン(2005/08/10)で紹介されている。ちょっと信じられない予測だ。あと10年ちょっとでそこまで行くだろうか?
でもカーツワイル氏のような影響力のある人がこういう風に自信を持って発言することで、人工知能研究に原点回帰の流れが起きるかもしれない。