メイザーの学習と行動
- 作者: ジェームズ・E.メイザー,磯博行,坂上貴之,川合伸幸
- 出版社/メーカー: 二瓶社
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
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を読む。著者はジェームズ・E.メイザー。動物の学習心理学に関する本で動物の学習について行動の面からアプローチしている(認知主義ではなく行動主義に近いようだ)。
内容は、古典的条件づけ(犬に餌をあげる前にベルを鳴らすというのを繰り返すと、ベルが鳴っただけで犬が唾液をたらすようになるというもの)、オペラント条件づけ(強化学習のこと、ある行動を取ったとき報酬を与えるとその行動が強化され、次から起きやすくなるというもの)、概念形成、動物の認知、模倣の理論、運動技能の学習など。今まで興味があったことが書かれていて面白い。