心の座
- 作者: 藤永保
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1981/10
- メディア: 単行本
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って本に心に関する疑問点が列挙されていた。そこに「心は胸のあたりにあるように感じられるのはなぜでしょうか」というのがあった。この疑問は盲点をつかれた。
今まであまり意識してなかったがちょっと振り返って見ると本当に心は胸のあたりにあると感じる。というか心の中でも理性、知性は頭にあって、感情は胸のあたりにあるように感じる。
これは数学やってると頭が痛くなる、悲しいと胸が裂ける感じがする、うれしいとどきどきするなどの経験によっていると思われる。アリストテレスは「心は心臓にある」と言ったそうだがそれも分かる感じがする。
今年の4月は鉄腕アトムの生誕日だったそうで自分も鉄腕アトムの文庫買ってきて読んでみた。その中で、手塚さんがアトムの電子頭脳を頭に入れるのではなく胸に入れるように描いているのが印象深かった。何を言いたかったのだろう。