そして人類は沈黙する
- 作者: デヴィッドアンブローズ,David Ambrose,鎌田三平
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/06
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
人工知能が登場する話ということだったのでざっと読んでみたのだが・・・あまり面白くなかった。
コンピュータネットワークに潜む極悪AIが「親」を殺そうとしたり社会を混乱させたりするような話。AIの形態としてはヴァレンティーナ(2004/01/21)と同じ。哲学への言及はあるが技術への言及がまったくないのであまり連想も広がらなかった。ただ結末は楽しい。
そもそも現実世界ではお話の中のようにインターネットを介してありとあらゆる装置につながってるもんなんだろうか。インターネットから侵入して飛行機を落とすって・・・ありえない。実際にインターネットにつながっているのはどこからどこまでなのか疑問に思った。まあ沈黙させられるものならやってみろという感じだ。