拡張現実
セカイカメラ(リンク切れ)で拡張現実(Augmented Reality: AR)という技術を初めて知ったのですがこれがすごく面白い。一言で言うと現実世界にデジタル情報をオーバーラップする技術です。ARToolkitというライブラリが公開されていて、WebカメラとOpenGLの知識があれば比較的簡単にプログラムが組めます。工学ナビさんのページを参考に今日一日かけてせっせとプログラムを書いてました(基本的にC/C++なので面倒ですがPythonラッパーもあるようです)。プログラムの内容は、ARToolkitのHiroというマーカーの上に
- OpenGLのティーポットを描画
- NeHeのキューブを描画
- 写真を重ね合わせて描画
- Youtubeからダウンロードした動画を描画
です。以下、プログラムのキャプチャー動画です。面白いでしょ?
拡張現実にはいくつか方法があるそうですが、ARToolkitはカメラでマーカーを画像認識して重ね合わせるマーカー型に分類されるそうです。一方、セカイカメラは今のところ画像認識はせず、GPSと電子コンパスを使ってるみたいですね。
Youtubeやニコニコ動画で「ARToolkit」で検索するといろいろ面白いデモ動画が見られます。初音ミクを躍らせるのが流行っている(笑)みたいですが、私は↓が好きになりました。まさしくドラえもんのリトルスターウォーズ。久しぶりにわくわくしてきたのでもっといろいろ作ってみようと思います。
ちなみにですが、カメラは前に買った

ロジクール キューカム オービット AF QCAM-200R
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を使ってます。かわいい形だけどディスプレイにはさんだり上下に傾けられないのでマーカーを映すにはちょっと使いにくい・・・