人工知能に関する断創録

このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています(更新停止: 2019年12月31日)

環境の最適化

ファクター4。快適さを二倍にし、資源消費を半分にすることで、同一資源消費あたりの快適さを四倍にするという考え方。人々の生活水準を維持しながらも持続可能な文明を実現する。

ユビキタス・コンピュータ革命―次世代社会の世界標準 (角川oneテーマ21)

ユビキタス・コンピュータ革命―次世代社会の世界標準 (角川oneテーマ21)

コンピュータ自体は決してエネルギーを生まない。しかし、エンジン動作などの最適化により結果的に新しいエネルギーを生むのと同等の働きができる。ユビキタス・コンピューティングはこの最適化を世の中のありとあらゆる活動のプロセスに適用できる技術であり、つもりつもってファクター4を実現しうる技術なのである。

p.223

ユビキタスコンピューティングやってる人はあまりAIと関係なさそうに見えるけどAI技術とユビキタスを組み合わせると面白いことができそう。まあもともとユビキタスは環境の知能化だけどAIと考えてるレベルが違う気がする。

AIとかロボティクスもファクター4を実現する手段と考えられるかも。逆に資源を余計に消費しそうな気もするが・・・ファクター4を実現できると考えないとさらなる快適さと娯楽を追求するのは気が重い。

ファクター4―豊かさを2倍に、資源消費を半分に

ファクター4―豊かさを2倍に、資源消費を半分に

  • 作者: エルンスト・ウルリッヒフォン・ワイツゼッカー,L.ハンターロビンス,エイモリー・B.ロビンス,Ernst Ulrich von Weizs¨acker,L.Hunter Lovins,Amory B. Lovins,佐々木建
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