人工知能に関する断創録

このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています(更新停止: 2019年12月31日)

AI事典

AI 事典  第2版

AI 事典 第2版

  • 作者: 土屋俊,中島秀之,中川裕志,橋田浩一,松原仁,大澤幸生,高間康史
  • 出版社/メーカー: 共立出版
  • 発売日: 2003/03/18
  • メディア: 単行本
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人工知能について本格的に勉強を始めたとき、この本の第1版にはとてもお世話になった。エージェントアプローチ人工知能を読みながらわからない用語をこの事典で調べてた。

まだ3年しか経っていないのに当時が懐かしく思えるなぁ。確かこの事典の第1版にはAIの全体を整理した図が書いてあって、それを元に自分なりにAIの全体像をマッピングしたりもしていた。

第2版はぱらぱらめくった程度で本格的に読んでなかったのを思い出して最初から読み始めた。各テーマに造詣が深いたくさんの執筆陣が独特の意見*1を交えて用語を解説されており読んでいて飽きない。AIの広さと奥深さが実感できる1冊だ。たぶん一生かかっても極めるのは不可能だろうな。

人工知能学会の創立20周年を記念して『人工知能学事典』が出版されるようだ。前にWebで見つけて注目していたのだが、今月号の人工知能学会誌に申込書が入っていた。23100円と目玉が飛び出るほど高いが会員だと17000円で買えるらしい。読むのが楽しみだ。

人工知能学事典

人工知能学事典

デジタル人工知能学事典 [CD-ROM付]

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*1:こんなこと考えている人がいたんだと驚く意見が多い