人工知能に関する断創録

このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています(更新停止: 2019年12月31日)

やわらかロボット

「ロボット大国」推進へ専門大学院(2005/6/6)に関連。

読売新聞に面白い話が載ってた。最近、愛知万博のおかげでロボットに関する記事多い。

井上博允・東京大学名誉教授は「ロボット開発を情報技術(IT)に次ぐ21世紀の新たな日本の中心産業として振興すべきだ」と強調する。そして、人間型ロボットの開発では「表面、機能、知能の三つで『柔らかさ*1』が必要になる」と話す。

(中略)

今後、日本では労働力不足が心配されており、家庭や工場へのロボット進出が加速すると見られる。「階段を使って移動したり、障害物をよけるにしても、歩行や認知、情報処理、行動などたくさんの能力を必要とする。幅広く使える人間型ロボットを開発する方が結局は低コストだ」という。

ハード・ソフトどちらの面でも柔らかさが課題なんて面白い。愛知万博行って実物のロボット見たいなぁ。

*1:ぶっつけても痛くない柔らかな身体、人間の命令に対する柔軟な対応