AIとゲーム
人工知能の分野でゲームと言うと、チェス、将棋、碁みたいな割と高尚(?)なものばかり扱われているみたいだけど、TVゲームみたいなのにも使われている。
『がんばれ森川君2号』ってのにはニューラルネットワーク。『アストロノーカ』っていう野菜を作るみたいなのには遺伝的アルゴリズム。『シーマン』ってヘンな人面魚と話すやつは音声認識。いろいろある。

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これは予想だが、強化学習を使っているのもかなりあるんじゃないか。環境(プレイヤー含む)に適応して徐々に強くなっていくみたいなの。割と戦略シミュレーションみたいなのをやるが、長くやってると、敵はワンパターンであまりびっくりさせるようなことはほとんどやってこない(それでも、まるで本当の人間がやってるみたいに感じるけれど)。思考ルーチンが弱いってよく批評されているが、強化学習を使えばプレイヤーに適応してもっとよくなるかもしれない(言うは易く行うは難しの典型)。でも、こういうゲームの思考ルーチンって一体どういう風に書かれているんだろう。