人工知能に関する断創録

このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています(更新停止: 2019年12月31日)

ロボティクス

R.A.Brooks氏が早稲田に!

「RTは安心を創造するか」というシンポジウムが早稲田で2月7日に開かれる。なんと、あのR. A. Brooks氏の講演があるではないか!絶対、行きだ。

ロボットと自閉症児

人生の教科書[ロボットと生きる]作者: 藤原和博出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2003/07/26メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見るという本にロボットも自閉症児も同じ「弱さ」を持っているというタイトルで面白い記事(著者は…

AIBO日記3

センサーについて勉強した。ひとまず背中か頭のセンサーを触るとLEDがつくようなのを作ってみようと思う。強化学習を使ってなんかやりたいけどまだまだ無理そう。

AIBO日記2

今日は、脚の動きについてのサンプルを読んだ。オブジェクト間通信という形を取っているので慣れないうちはとっつきにくい。実際にやってみる前は、leg.Move(30度)のように指定できるものと思っていたけど、実際はそんなに簡単ではない。命令データを表す…

AIBO日記1

AIBOのプログラミングをOPEN-R SDKというのを使って行った。プログラミング言語はC++。まずサンプルコードを読むことからはじめた。今日は、オブジェクト間の通信、LEDの点灯、耳の動作、首の動作についてコードを読み、実行してみた。思っていたほど難しく…

AIBO

今日、自分の所属している研究室にAIBOが来た。ROBODEXなどで間近で見たことはあったけど触るのは始めてなので面白かった。ロボットのプログラムとか興味があったので調べてみたい。今日結構長い時間見てたのだけど、当然のごとく心や感情(とは何かもよくわ…

ロボット速習システム

今日の読売新聞に面白い記事が載っていた。 富士通は二十七日、ロボットに歩行や起立などの基本動作を一分以内に教え込ませることができるシステムを開発したと発表した。これまでは「起立」を教えるのに、二、三日かかっていたが、ロボットの手足を動かす「…

週刊Real Robot

という雑誌を買った。今日が創刊号の発売日できりがよかった。毎週、(移動)ロボットの部品がついていて、くみ上げると移動ロボットができる仕組み。最終的にどういうのができるのか調べてみたところ、移動機構、光センサ、ライン追跡装置、超音波センサ、…

RoboCupシミュレーション

というようなわけで、RoboCupのシミュレーションをかじってみることにした(優勝するぞ!って本気でやるのは無理っぽい。プログラムもかなり大規模化しているらしい)。その先がけとして、RoboCupではじめるエージェントプログラミング作者: 高橋友一,伊藤暢…

RoboCup

RoboCupについてちょっと調べてみた。人工知能学会誌の2002年11月号にロボカップの小特集が組まれていた。ロボカップというのはロボットにサッカーをやらせるやつだけど、いくつかに分かれていて、シミュレーションリーグ、小型ロボットリーグ、中型ロボット…

ロボット入門

の一般向けの本をいくつか読んだ。ロボット21世紀 (文春新書)作者: 瀬名秀明出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/07メディア: 新書この商品を含むブログ (12件) を見る大人のための徹底!ロボット学―最新テクノロジーから、ロボカップまで作者: 北野宏明出…

Cogプロジェクト

Cogプロジェクトについて調べることにした。ここのFAQに次のような面白いものがあった。 Q: コグってチューリングテストに通るの? A: 通りません。だけど人間の幼児だって通らないでしょう?

音源定位

AIチャレンジ研究会(SIG-Challenge-0216)を聴講しに行った。テーマは「ロボット聴覚・ロボット対話やCASA(音環境理解、聴覚による情景分析)」。音声認識の細かい話はほとんど知らないのであまり分からなかった。ただ、特許庁の人もいっていたが、AIBOが…

Humanoid Robots

について発表した。話は変わるが、昨日「伊藤家の食卓」というTV番組を見てたら、左手の薬指を右手で握って、右手で強く握る、緩めるというのを1分ほど繰り返すと、心拍数が低下してどきどきがなくなり、あがらなくなるというのがやっていた。左手の薬指には…

強化学習の実ロボットへの適用例

強化学習の実ロボットへの適用例 非常に面白い映像だった。学習初期ではでたらめなのが、学習後では目的動作を果たしている。人間をはじめとする動物にもあのような徐々に動作を獲得する仕組みが備わっていそうと実感した。あのロボットは何か生きているよう…

ロボットの技術動向―特許情報から見た開発動向と今後の方向性―

という特許庁の岩谷一臣さんの講演を聴いた。ロボットとは、産業用ロボット、ヒューマノイドロボット、エンターテインメントロボットなどが含まれている。その技術動向をまとめると、 日本は、産業用ロボットの出荷台数、特許数ともに世界一であるが、欧米は…

ロボット、サイボーグ、ヒューマノイド、アンドロイド

は一体何なのか。全部聞いたことはあるが、違いがよく分からなかったので調べてみた。ロボットとサイボーグはきちんと定義された科学用語。一方、ヒューマノイドとアンドロイドはSF用語である。ロボットという言葉は、カレル・チャペック(1890-1938)の造っ…

AIBOと強化学習

C Magazine にロボットを制御するという特集があった。読んで見るとAIBOの動作を制御するOPEN-R SDKに関するものだった。その中に、AIBOの設計者のインタビューで、「AIBOは飼い主に慣れるのはどんな風にやっているんですか」みたいな質問があった。設計者に…

ブレイスウェル・ロボット

人類の探査の手が恒星間宇宙まで伸びていくと、もはや有人探査は問題外であり、すべてロボットに任せる必要がある。地球からの遠隔操作はできないため、それらのロボットは人間に匹敵する知能を持っていなければならない。ブレイスウェル博士は1960年、この…

脳をつくる

脳をつくる―ロボット作りから生命を考える作者: 中野馨出版社/メーカー: 共立出版発売日: 1995/08メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見るという本を借りた。ここに、その意義が載っていたので引用。 この種の研究は、脳の機能を工…

ROBODEX2002の見学

今日は、パシフィコ横浜で開催されているROBODEX2002というロボットの博覧会を見学してきた。雨なにの満員で盛況ぶりが伺えた。まあ、「AIの体だから」見ておこうかと思ってはるばる横浜まで行ったけど行っただけの価値があったと思う。まず、「アシモ」とい…

バイオニック・ヒューマン

読売新聞に面白い記事が出ていた。人間と機械を融合させる研究が進んでいるらしい。米科学誌サイエンスで「バイオニック・ヒューマン(生物工学人間)」の特集が組まれている。失われた機能の回復をめざす研究が中心。人工心臓、人工肝臓、人工網膜、人工の…