人工知能に関する断創録

このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています(更新停止: 2019年12月31日)

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

クロン

2008年4月28日付けの読売新聞夕刊に面白い記事が載っていた。携帯電話の「クロン」(リンク切れ)という新サービスの話。人工無能っぽいけどどうなんだろう?たぶん、この手のサービスは機能的な付加価値が付けば、家電を始めいろいろな分野でブレイクすると…

wxPython in Action

今年の目標(2008/1/1)の1つは数あるPythonライブラリの習得だけどまずはwxPythonを使い始めた。C++で書かれたwxWidgetsというGUIライブラリのPythonバインディング。Python以外にも様々な言語で使える。Python付属のTkinterライブラリと違ってOSごとに標準…

再帰性と予測不能性

再帰的列挙とは、新しいものが古いものから一定の規則によって出現する過程のことである。そのような過程には、びっくりすることがたくさんあるように思われる。再帰的に定義されるその種の数列には、行動の複雑さのある本質的な増大が伴うらしく、先に進め…

生命とは動的平衡にある流れである

今さらだけどベストセラーである『生物と無生物のあいだ』を読んだ。大学研究室の生々しい現状とか研究者の内情とかところどころあってなかなか面白い(そっちの方が本編より面白かったりして)。生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社…

数学における意味と形

ゲーデル・エッシャー・バッハの第2章。この章ではpqシステムという簡単な形式システムを使って「意味と形式」の違いについて説明している。pqシステムは、 (p, q, -) の3つの記号 公理系 1つの推論規則 から成る非常に簡単な形式システム。コンピュータと人…