ゲーム学会講演会

ゲーム学会の講演会に行ってきた。ゲーム学会会長の対馬勝英さんによる「ゲーム学会とゲーム業界のコラボレーションの可能性を探る」、パックマンの製作者岩谷徹さんの「ゲーム学会に望むこと」という講演。ゲーム学会は主に関西で大会が開かれているのであまり行く機会がないのだが、今回は東京だったので聴いてきた。

ゲーム（主にビデオゲーム）は学際的な領域で、物理学、数学、心理学、認知科学、人工知能、情報工学、ゲーム理論、音楽、美術、文学などいろいろな領域が関連してる。学会としてどこまで範囲にするか試行錯誤段階で混沌としている状況のようだ。学問として成立しないのではないかと批判されているが、従来の学会の枠をはずすという目標もあって素晴らしいと思った。

私は主にゲームAIに興味があったのだがあまり取り上げられてなかったのでちょっとがっくりきたが、今後重要になるとの示唆があって興味深かった。

次世代ゲーム機が3つも出るみたいだけどこれは消費者の利益に反してるんじゃないだろうか。相互に互換性のない規格が3つも出るんだから。次世代DVDであるブルーレイとHD DVDの対立は、消費者の利益に反するとか文句言われてるけどゲーム機であまり声が上がらないのはなぜだろう・・・