人工知能に関する断創録

このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています(更新停止: 2019年12月31日)

AIに関するいくつかの格言

『スピリチュアル・マシーン』に載っていたAI関連の格言をメモしておこう。

  • 『人工低脳』(AS—Artificial Stupidity)とは、人間の思考という通常の連想されるたぐいの問題を引き起こすことができるコンピュータ・プログラムを創造しようという科学者の試み、とでもなろうか(ウォレス・マーシャル)
  • 人工知能』(AI—Artificial Intelligence)とは、機械がSF映画でやっているのと同じことを、どうすれば実際にやらせられるか、という科学である(アストロ・テラー)
  • コンピュータ・プログラマとは、自分ひとりが立法者である宇宙を創造する人間のことだ(ヨーゼフ・ヴァイツェンバウム)
  • 単純なものは単純であるべきだが、複雑なものもあってしかるべきだ(アラン・ケイ
  • 常識というのは単純なものではない。汗水流して得た実践的な考え、つまり、生涯をかけて学んだ規則と例外、気質と傾向、均衡と抑制から成る大きな集合体だ(マーヴィン・ミンスキー)
  • どんな知識も完全には言葉に還元できないが、どんな知識も完全には陳述不可能ではない(セイモア・パパート)
  • 人間はなんと奇妙な機械だ。パンやワイン、魚、それに赤カブを補給すると、ため息や笑い声や夢が出てくる(ニコラス・カザンツァキス)
  • ある男が、顕微鏡的に正確なミケランジェロダビデ像のレプリカを自宅にもっている、とうそぶいているとしよう。この驚くべきものを見ようと出向いてみると、高さ二〇フィート、大方まっすぐの、純白な大理石の塊が居間に立っている。「時間がなくてまだそれを取り出していないが、確かにその中にあるよ」と男は言う(ダグラス・ホフスタッター)