パーソナルライブラリアン
石田衣良さんの小説『ブルータワー』に出てくる人工知能がパーソナルライブラリアンのココ。
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/09/16
- メディア: 単行本
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ブレスレット型の機器から3次元映像として飼い猫のココが現れ主人公のスケジュール管理や健康管理を行う(もちろん自然言語による対話で)。それだと今までよく言われているような個人秘書エージェントと変わらないアイデアだろう。ココのすごいのはその知識量。さまざまな知識を持っていてあるテーマについて講義を受けたり調べ物ができる。この辺が秘書ではなく、ライブラリアン(司書)と名づけた由来だろう。
Googleで検索してもパーソナルライブラリアン(Personal Librarian)というのはほとんどヒットしない。石田さんの造語だろうけどこの単語いいなぁ。秘書よりは司書の方が自分の嗜好ともやってみたいことともあってる。
これはぜひほしい!私も目指したい課題の1つだ。この課題は、AIの「常識」に関する国際会議でも人工知能研究の目指すべき方向性の1つとして挙げられていた。
これを作るには要素技術として何が必要だろうか・・・・・・先は長い。最近の研究動向を調べることから始めようかな。