人工知能に関する断創録

人工知能、認知科学、心理学、ロボティクス、生物学などに興味を持っています。このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています。最近は、機械学習、Deep Learning、Kerasに関する記事が多いです。



コドン

今日も見た。今日は情報と生命科学の話。つまり、バイオインフォマティクス。解説は、小長谷さん。小長谷さんは、前に人工知能学会のセミナーに行ったとき、話を聞いたことがあった。顔を知っていると親しみがわく。小長谷さんは、人工知能学会誌で解説もよく書いていて、バイオインフォマティクスの伝道師という印象がある(あれ、人工知能とバイオインフォマティクスの接点って何だっけな)。

解説は、前に本読んだり、輪講したところで、ゲノム計画、たんぱく質の構造解析、SNPs解析、遺伝子ネットワーク、細胞シミュレーションとか。並列計算(PCクラスタ)からアルゴリズム(ホモロジー検索、分子動力学)のハードウェア化へ進むとかそんな話題もあった。並列計算とバイオインフォマティクスの接点はここだったのかと納得。

この履歴に一回も書いていなかった(?)が、バイオインフォマティクスを勉強して最も感動した事実がある。それは、「地球上の全生物のコドン表(塩基配列からアミノ酸への変換規則)が共通である」ってこと。これを知ってから生き物(植物も虫も全部、自分の細胞というのはちょっとないが)の見方が大きく変わった。何か同類って感じが強くなった。こんなことも、動物と人間の知能の差は少ししかないって根拠のない考えが起こってきた一因になったように思う。知能と遺伝子の関係、それ以前に知能と脳の関係、遺伝子と脳の関係はまだわかってないとは思うけど、何かコドン表に対応する知能創発の根本原理みたいなものが知的な生物の根幹にありそうな感じはする(根拠なし)。というかそれ以前に知能って何だ?