人工知能に関する断創録

人工知能、認知科学、心理学、ロボティクス、生物学などに興味を持っています。このブログでは人工知能のさまざまな分野について調査したことをまとめています。最近は、機械学習、Deep Learning、Keras、PyTorchに関する記事が多いです。



制限ボルツマンマシン (RBM) の導出 (2)

制限ボルツマンマシン (RBM) の導出 (1) (2016/3/20)のつづき。前回は可視層を固定したときの隠れ層の分布と隠れ層を固定したときの可視層の分布を導出した。今回は、RBMの対数尤度関数の導出とそのパラメータでの偏微分の式を導出していきたい。 深層学習…

制限ボルツマンマシン (RBM) の導出 (1)

ボルツマンマシン(隠れ変数あり)の導出(2016/3/12)のつづき。Deep Learningの基礎モデルとして有名な制限ボルツマンマシン(Restricted Boltzmann Machine: RBM)を導出したい。深層学習の2.7節に当たる。前回と同様に表記法はこの本に準拠する。 深層学…

ボルツマンマシン(隠れ変数あり)の導出

ボルツマンマシン(可視変数のみ)の導出(2016/3/11)のつづき。前回はボルツマンマシンを構成するノードがすべて可視変数(観測データが与えられる)ケースだったけれど今回は一部のノードが隠れ変数(観測データが与えられない)ケースのボルツマンマシン…

ボルツマンマシン(可視変数のみ)の導出

制限ボルツマンマシンのアルゴリズムの導出が難しかったので忘れないようにまとめておいた。今回から数回にわたって 可視変数のみのボルツマンマシンの導出(2.4節) 隠れ変数ありのボルツマンマシンの導出(2.5節) 制限ボルツマンマシンの導出(2.7節) の…

積層自己符号化器の性能評価

Theanoによる積層自己符号化器の実装(2016/1/22)の続き。 今回は、積層自己符号化器の事前学習(pretraining)の効果が本当にあったのか検証してみたい。ついでにもう一つTheanoによる雑音除去自己符号化器の実装(2015/12/9)で書いた雑音除去(denoising…

Theanoによる積層自己符号化器の実装

Theanoによる雑音除去自己符号化器の実装(2015/12/9)の続き。今回は自己符号化器を積み上げて積層自己符号化器を実装した。 多層パーセプトロンは隠れ層の数を増やす(Deepにしていく)とより複雑なモデルを表現できるようになるが、誤差が伝播されずに重…

2016年の目標

あけましておめでとうございます。 今年もいくつか目標を立てた。メインは去年と同じく深層学習(Deep Learning)の深耕にした。 機械学習・深層学習の深耕 Deep Learning Tutorialの読破とTheanoでの実装を続ける パターン生成・コンテンツ生成(2015/12/30…

2015年まとめ

2015年目標(2015/1/11)のつづき。今年ももう終わりということで目標に対する振り返り。今年は4つ目標を立てていた。 (1) Deep Learningの勉強 ◎ Deep Learningの勉強・研究は今年から本格的に始めた。主にDeep Learning Tutorialを読み、Theanoで実装しな…

人工知能によるコンテンツ生成と著作権

今朝の読売新聞に面白い記事があったのでご紹介。 AI芸術著作権は? 人工知能(AI)が自動的に作った楽曲や小説は「誰の作品」になるのか。政府は「AIアート」が将来、本格的に普及するとみて、 年明けから著作権のあり方について議論を始める。 そもそも著…

Theanoによる雑音除去自己符号化器の実装

この記事はDeep Learning Advent Calendar 2015の9日目です。 Theanoによる自己符号化器の実装(2015/12/3)の続き。 今回は自己符号化器を継承して雑音除去自己符号化器(Denoising autoencoder)を実装した。 ソースコード全体はここ。 自己符号化器は入力…

Theanoによる自己符号化器の実装

今回からしばらくさまざまな自己符号化器(Autoencoder)を検証していきたい。深層学習のメリットである特徴の自動学習の基礎になるところなのでしっかり理解しておきたいところ。

ChainerによるCIFAR-10の一般物体認識 (2)

ChainerによるCIFAR-10の一般物体認識 (1)(2015/11/8)のつづき。今回は畳み込みニューラルネットワークの畳込み層の数を変えたときにテスト精度がどのように変わるか調査した。前回と同じくCIFAR-10の一般物体認識をタスクとしている。 畳み込み2層(conv2…

ChainerによるCIFAR-10の一般物体認識 (1)

Chainerによる畳み込みニューラルネットワークの実装(2015/10/7)のつづき。今回はMNISTの数字画像認識ではなく、CIFAR-10(2015/10/14)という画像データを使った一般物体認識をやってみた。画像を10個のクラスに分類するタスク。実装にはChainerを使った。…

CIFAR-10

MNISTの数字画像はそろそろ飽きてきた(笑)ので一般物体認識のベンチマークとしてよく使われているCIFAR-10という画像データセットについて調べていた。 このデータは、約8000万枚の画像がある80 Million Tiny Imagesからサブセットとして約6万枚の画像を抽…

Chainerによる畳み込みニューラルネットワークの実装

Chainerによる多層パーセプトロンの実装のつづき。今回はChainerで畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Network)を実装した。Theanoによる畳み込みニューラルネットワークの実装 (1)で書いたのと同じ構造をChainerで試しただけ。タス…